名無しの拙作 第5作目 第2章 第2話-1 変わり果てた再会と迫られる選択
真凛が高校を中退し、知らない男と同棲しているとのことで、以前から千寿と逢う度に愚痴を聞かされていた私だったが、今日は大家夫妻に呼ばれて自宅に行き相談された。 手土産を渡して、就職後の近況報告をした。千寿とは逢瀬の度に、それなりに話していたが、雄一とは久々に会ったので、詳しく話し休日には乗馬... 続きをみる
独断と偏見の個人的な備忘録です。最近、コンデジが故障したので、スマホで撮影しています。
真凛が高校を中退し、知らない男と同棲しているとのことで、以前から千寿と逢う度に愚痴を聞かされていた私だったが、今日は大家夫妻に呼ばれて自宅に行き相談された。 手土産を渡して、就職後の近況報告をした。千寿とは逢瀬の度に、それなりに話していたが、雄一とは久々に会ったので、詳しく話し休日には乗馬... 続きをみる
私は貴子や千寿との約束をせずに、ホテルの直属の上司がやっていたボランティアに顔を出すようになっていた。そのボランティアとは乗馬クラブで、身体や知的の障がいを持った子供たちに対しての介助だ。 上司は既に七年間もこの乗馬クラブに通っていて、ヘルパーになりその後、介護福祉士の試験にも合格していた。そ... 続きをみる
翌春、真凛は無事に志望校に合格して約束通り、私と真凛は愛し合った。私は大学を卒業し既に調理師免許は取得していたものの管理栄養士になり、その後は既に内定が決まっていた都内のシティーホテルの帝王ホテルに就職した。二人は将来結婚する事を約束して男女として体を許し合い結ばれ、その日は生涯忘れられない日と... 続きをみる
主人公 白川 和聖(しらかわ かずき) 和聖の叔母 白川 貴子 和聖の父親 白川 信夫 和聖の叔父 白川 隆司 和聖の母親 白川 栄子 和聖の父方の祖母 岩崎 たま 大家の妻 神山 千寿(ちず) 大家の夫 神山 雄一 大家の娘 ... 続きをみる
風呂から上がって、真凛の部屋に行き、全裸でベッドに入り抱き合いキスをした。その時、まだ経験がないバージンだった彼女は、私を求めたが高校受験が近付いていた彼女を勉強に集中させる為に要求を拒み続け、志望校に合格したらしてあげるからと約束した。 勿論、私は真凛とそうなった場合には責任を取って結婚を約... 続きをみる
私が娘の真凛に家庭教師をしていた日に彼女からネックレスのお礼を言われた。そして大家の千寿の実家から電話が入った。父親が急病になり入院するとのことで実家に帰らなくてはいけなくなり、雄一にも連絡し、後に実家で合流するとのことだった。 そして千寿は直ぐに出掛けなくてはいけないと言い、翌日が日曜日だっ... 続きをみる
成田空港に着き雄一の車で近くの駅で降ろしてもらい私は貴子の都営住宅に行き、ヒョリと一緒に買い物に行った時に、宝石店でネックレスの中の「叔母」と記した包みを渡した。貴子は直ぐに中身を空けて取り出した。「叔母さんの誕生石のネックレスだよ」と言い私は彼女の首に付けた。 カジノから帰りにもらった土産の... 続きをみる
私は朝、起きて二人でシャワーを浴び、先輩から貰った朝鮮人参の半分をヒョリに上げた。 「こんなに太くて大きい朝鮮人参はそうそうお目に掛かれないのよ」と言って喜んでいて、親に持って行くと言った。朝、朝食を終えると雄一がヒョリに封筒を渡して、「調べるように」と言った。後ろを向き封筒の中身を見たヒョリは... 続きをみる
二人は部屋に戻り雄一に連絡すると、また夕食を共にしようと言われ六時にロビーでと言われたので部屋に先輩から貰った朝鮮人参の箱を届けた。 一時間ほど有ったのでヒョリが、「買ってもらった服を貴方の前で着てもいいですか?」と言ったので私は嬉しく思い、「着てみて」と言った。彼女は今、着ていた服を脱ぎ買っ... 続きをみる
昨夜の私はヒョリと一緒にベッドに入ったが、ふざけ合っただけで交わることはなかった。朝、起きて朝食を雄一たちと共にした時にヒョリが、「白川さんが私としてくれないのです」と急に言い出した。 私は余計なことをと思っていると、雄一は「白川君がそうしたいのなら仕方ないじゃない。報酬は君に差し上げたものな... 続きをみる
私はヒョリと家具屋に行き、シングルベッドとスプレッドとカーテン、ドレッサーとテーブルと椅子の二脚を買い、電機屋に行き、小さなツードアの冷蔵庫などを買い彼女にプレゼントした。 「こんなにしてもらって私は何も貴方に返すことができないのは嫌です!」 「カジノで儲かったお金を、何かの形にしたかったし、ヒ... 続きをみる
明朝、当時韓国に在住していた友人がいた。 彼は在日の中学・高校時代、大田区馬込の私の家の近所に住んでいた人物である。 その友人に電話をかけ、昼食を共にする約束をした。 その話を朝食の席で雄一にすると、「一緒に行きたい」と言うので同行することになった。 友人は「昼食はサムゲタンの専門店に連れて... 続きをみる
ヒョリのアパートから帰って来て、大家の雄一と待ち合わせのロビーに彼女と一緒に行くと、先ほどの担当者がフロント横の部屋で既に待っていた。「今、車を前に回していますのでお待ちください」そうこうしている内に雄一が若い女性を連れてきた。その若い女性の背は低かったが長い黒髪でスレンダーな美女だった。 「じ... 続きをみる
ヒョリの車に乗ると、ある古ぼけたアパートの前に車を停めたので、「ここは?」と訊くと彼女が家族と離れて一人で住んでいるアパートだと説明した。独身女性の住む部屋に男が上がる訳にはいかなかったので、私は咄嗟に「ダメですよ」と言うと、「白川さんは紳士なので安心だし、私の事を分かってもらうには、これしかな... 続きをみる
担当者が来て、「こちらが神山様のお部屋で、こちらが白川様のお部屋です」と言いキーを渡された。雄一が、「部屋に入って三十分ぐらいはテレビでも見て外出しないようにしていなさい。その後は内線するから一緒に食事に行こう」と言った。 部屋に入って待っているとベルが鳴り、ドアを開けると女性が立っていた。「... 続きをみる
ある日、私は大家の雄一が経営している建設会社の事務所に呼び出された。三泊四日で韓国に旅行に行くのでパスポートを取るように言われ、「君の小遣いは私が出すから」と言われた。 旅行当日、私は大家の雄一の車に乗り成田空港まで行った。二人はラウンジで待っていると搭乗案内があり米国の航空会社の飛行機でシー... 続きをみる
片や次弟の高校受験は入試をすれば誰でも入れる私立高校に入学させて途中で中退し、建築業の資格を取り、父の出資で会社を興した。私は実家で生活していたので弟たちと差別されて生活してきた。そんな私の境遇を心配した祖母が大学の授業料や生活費を出してくれた。 母と祖母のことで思い出したくない事がある。思い... 続きをみる
実家に帰るのは二年ぶりの事で、今回の叔父夫婦に誘われなくては帰ることはないと断言できるほど、私は両親や弟たちに会うのが嫌で堪らなかった。特に逢いたくなかったのは父だった。 その理由は叔父が居ぬ間に結婚していた貴子の家にまで行き、関係を迫ったことを聞いたからだ。私が考える父の立場だったら、初婚の... 続きをみる
しかたがないので、私と叔父でプールに泳ぎに行き波が出るコーナーや流水プールなど、大小と沢山あってアトラクションやスライダーなども様々あったが、この施設では年齢制限などがあった。それを確認して私は大きいスライダーに挑戦しようと一人で行った。 帰ってくると貴子は、ようやくその気になって、周囲から目... 続きをみる
一月の正月明けの週末に、貴子と縒りを戻した叔父から連絡があり、一緒に温水プールに行かないかと誘われた。遊園地なども併設している、当時でも最大級のプール施設だ。夫婦仲が良くなったとは言え、叔父と二人だけで行くのに抵抗があると叔母の貴子が言い、私に白羽の矢が射られたのだ。 叔父が会社の連休に入るこ... 続きをみる
昼食の時間になり、家族で良く利用するというキャンプ場近くの和食レストランで食事をした後に、その駐車場で雄一が交通事故に遭ってしまった。それはキャンピングカーの運転席に乗り込むためドアを開けようとした瞬間に隣の駐車スペースに凄いスピードで入って来たスポーツカータイプの車に雄一が衝突された。 五メ... 続きをみる
朝になり私が目を覚ますと、どうやら夢精は回避できていたようで安心した。早くに目が覚めてしまったので、洗顔とトイレに行き帰って来て焼き台の薪を用意して火をおこし朝食の準備をし出した。 車内にあったコーヒー豆をミルで挽き、ドリップでコーヒーを淹れる用意をして、真凛にはコーヒーはどうかと思ったので、... 続きをみる
私は夜中、雄一のいびきが酷くて度々目を覚ました。千寿も目を覚ましてトイレに行きたいと言ったので一緒に出た。真凛同様に、キャンピングカーの明かりが見えなくなった時に彼女は私の腕をひき木陰に身を寄せ抱き締めてキスをしてきた。 私も彼女としたかったので、ディープなキスに発展し、私は彼女のトップスに手... 続きをみる
洗い物を終えた千寿が、「どうやって寝ましょうかね?」と言った。キャンピングカーは後ろに二段ベッドがあり、運転席の上にはバンクベッドがあり、テーブルを仕舞うと二人用のベッドになり、テントにもシェラフが有ったので、寝ることができた。 雄一が、「先生が決めて!」と言ったが私は遠慮して、「ご主人が決め... 続きをみる
雄一は目の中に入れても痛くないほど娘の真凛を可愛がっていた。「私は仕事が忙しいから、日頃は娘と一緒に居られないので、彼女に言われたことは何が何でも叶えて上げたいんだ。今回のキャンプ旅に娘が先生と一緒に行きたいと言ったのでお願いしたんだよ」と目を細めて言った。 私にも娘ができるとそんな心境になる... 続きをみる
焼き台に薪を用意して夕飯はバーベキューなので、私が火起こしをすると、「先生は何でもできるんですね」と真凛が言った。 「そんなことはないよ」と笑顔で答えた私を見た千寿が「先生はマンションの掃除も今までの管理人さんよりも綺麗にしてくれるのよ」 「そんな事はないですから」と謙遜した私は昔から、何でも一... 続きをみる
私は大学の冬休みに入り、クリスマスから正月にかけ、大家の家族は冬休みのイベントの一つで雄一の学生時代からの趣味がキャンプとのことだった。今回は私が家庭教師をしたことで娘の真凛の成績も上がり、私と一緒に行きたいと、雄一に頼んだことで一緒に行くことになった。 私としてはこのような大金持ちの家族の冬... 続きをみる
今までの私はマンションの共用スペースだけの清掃をしていたが、千寿から逢引きの度に法外な小遣いを貰うようになったことで、今までの管理人がしていた業務を、ついでにしてあげようと思い大家夫婦にも内緒でやっていた。 管理人の仕事内容は管理人室の中の書面に記載されていた。外回りの生垣の剪定と清掃、ゴミ集... 続きをみる
腰から股間まで脚の付根を順番に下りながら指圧していき、股間近辺に接近した時に大きな痙攣をして、同時に彼女の口から、甲高く甘い声が漏れた。「感じているのかな?」と私は思った。局所に近い箇所から腰の部分までショーツラインに沿って指圧を続けた。 局所に近付くにつれて彼女の脚に力が入りだし快感を堪えて... 続きをみる
前回に千寿とデートした際に、当日は雄一が出張で真凛が学校の部活の合宿で泊まりになるので自宅に遊びに来てほしいと頼まれた。私は朝から五棟のマンションの清掃に行き、途中で千寿への手土産を買い、一旦自室に戻りその後、向かった。 家のベルを鳴らすと彼女は、「上がって」と言ったのでそのまま上がった。夕飯... 続きをみる
私は夏休み中に五棟のマンションの清掃と真凛の家庭教師のアルバイト代で自動車免許の講習に行き、その後に清掃を行った。自動車免許を取得するのも祖母に頼る訳にはいかなかったのでアルバイトの金で賄った。 大家の千寿からも多額のアルバイト料と体を交えた時の小遣いをもらっていたので、それらは全て銀行に貯蓄... 続きをみる
逢えばセックスばかりのデートではなく、貴子の提案で今日は陶芸教室の扉をくぐった。私は目を輝かせた。 貴子はこの場所に通い始めて十年以上になる。彼女が手がけた器や湯のみが棚に並び、教室の空気にすでに溶け込んでいた。そんな中、東京芸術大学出身の若き講師である三島が、優しい笑顔でふたりを出迎える。 ... 続きをみる
また別の日。いつもの駅で貴子と待ち合わせをしていると、車をロータリーに停めようとしたと同時に私が近付き助手席に乗り込んだ。ラブホテルの部屋に入るとすぐ、貴子に正面から抱き付きキスをすると、そのまま受け入れた。 貴子のスカートを捲り上げようとすると服が皺になったら困るから脱ぎたいと言われた。仕方... 続きをみる
また別の日、貴子から会いたいとの電話がきて、前回と同じ駅で待ち合わせすることにしようと話すと、彼女は車を買ったから見せたいと言われ、車の方が便利なので来てもらい、車種や色そしてナンバーを聞いた。 待ち合わせ当日。以前に待ち合わせをした駅の改札を出ていくと、既にロータリーの片隅に、聞いていた車が... 続きをみる
私は貴子を部屋に呼ばないようにしていた。その理由は万が一、千寿と鉢合わせしたらマズイと思ったからだ。 貴子とはお互いの中間にある駅前で待ち合わせをすることにした。夏休みも終わった週末の日差しが強く、立っているだけで汗がダラダラと流れる暑い日だった。待ち合わせの駅に先に到着した私は、改札口が見え... 続きをみる
大学の夏休みに入る前に叔母の貴子から電話があり、いつ帰省するのかを訊かれたが、私は帰省せずにバイトすると言って毎日やっていた。それというのも、このバイトを千寿が夫の雄一に話しを入れて私が五棟のマンションの共用スペースの掃除を専属ですることになった。 そのバイト料が破格で、雄一には内緒で千寿のポ... 続きをみる
千寿は正座から脚を片側に崩して座っていた。彼女のスカートが特に短かった訳ではないが、座っている時には爪先から膝頭まで白くて長い脚が見えていた。上着は前ボタンのブラウスだったことで、うっすらとキャミソールとブラジャーの肩紐のラインが布地を通して見えていた。 シャツのボタンは上から一つ二つが外れて... 続きをみる
大学の講義数が少なかった曜日に休講も重なり一日休みになった私。前日にそのことが分かり、翌日は何をして過ごそうか夜な夜な考えている内に、叔母の貴子と急に会いたくなり、モヤモヤとした気分になっていた。 五月の晴天で暑いくらいの汗ばむ明くる朝を迎えた。七時頃に大家の家の方から元気な声が聞こえ、このマ... 続きをみる
次の週末に私は大家の家に行き約束通り家庭教師をした。真凛はもともと聡明で、頭脳明晰だったので勉強を教えることに苦労することはなかった。 千寿がお茶と菓子を持って来た時に昼食の案内をもらい、昼前で勉強を切り上げ三人で食事をした。食事中の雑談で私は千寿から大学や一人暮らしの状況について色々と訊... 続きをみる
私が引っ越しをして間もなく、大家の家で食事の誘いがあり、その家族と私の四人でダイニングテーブルを囲み昼食になった。食後、大家の夫である雄一が改まって話しかけて、中学生になった娘の真凛に勉強を教えてくれないかという話だった。 これだけの豪邸に住み、建設会社を経営してマンションも数多く所有している... 続きをみる
引っ越し先のマンションでは私が車から荷物を運び、貴子は部屋の掃除や荷物の整理をしてくれて食べ物や飲み物の買い出しなども一緒にした。休憩中などの雑談の中で貴子から、何かあったらいつでも連絡してくるようにと言われ、彼女の連絡先はわかっていたので、部屋の電話番号のメモを渡した。 壁沿いの窓際に小さな... 続きをみる
高校卒業前の休みに貴子からの提案で両親には内緒で台湾旅行に連れて行ってもらった。両親には同級生と卒業旅行に行くと嘘をついてだった。二人だけの旅で初日は観光をしたが二日目は一日中、ホテルの部屋で愛し合った。 二人は家族がいる時は何事もなかったかのように振る舞っていた。しかし体を合わす時はまさに夫... 続きをみる
翌朝の私は六時に目が覚め高校に行く用意をして食卓に着いた。既に起きて朝食の用意をしていた貴子は母が居るからか、いつもと変わらぬ雰囲気で私に挨拶をして朝食を目の前に置いた。一瞬、私は拍子抜けしたような気分になり昨夜の出来事が夢だったのかとさえ思った。 昨夜のことが誰にも何も感付かれないように貴子は... 続きをみる
私が高校三年の十八歳になったある日曜日の夜の事だった。その頃にも貴子はクラブが休日の日曜日の夜なども私の家で両親と一緒に晩酌し夕食を共にして宿泊し相変わらず家族同然の付き合いをしていた。それと言うのも、叔父が家を空けていたので余計だった。 当時の私は貴子が泊まる日は毎日行っていたバイトを休んで... 続きをみる
この頃もお姉さんは隣の貸店舗で美容室を経営し、夜は祖母のクラブでアルバイトをし、祖母のクラブでは、客に直接接待するのではなく、カウンターの中でバーテンをしていた。 そして私の父の弟である叔父が前妻と別れて我が家に居候として同居するようになった。叔父は根っからの遊び人で、仕事をせずに博打三昧を繰... 続きをみる
私は思春期を迎え、お姉さんを女性として見るようになってから、彼女が美容室の営業を終えて私の家の風呂に入る時が楽しみで仕方なかった。この時期にはまだ女性の下着には全く興味がなく、と言うよりも思い付かなかったと言うのが本当のところだった。 そして特に夏場の暑い季節の彼女は、ティーシャツ一枚にミニス... 続きをみる
私の幼稚園、小学校の低学年時代は小児喘息を患い、外で元気に遊ぶことが難しかったため、目立たない子供だった。当時のほとんどの記憶は、学校と病院の行き来ばかりだった。しかし、小学五年生になってやっと健康になり、それ以降の記憶があり、勉強は全くできなかったが運動だけはクラスで一番だった。 小学六年生... 続きをみる
二〇一一年(平成 二三年)三月十一日 十四時四十六分に発生した、東北地方太平洋沖地震及びこれに伴い福島第一原子力発電所事故による大規模な東日本大震災以降、一気に私が社長として法人経営していたレストランの業績が傾き、二〇一四年の私、五十九歳になった年に決定的となった。 二十三年間、汗と涙を注ぎ続... 続きをみる
主人公・白川 和聖(しらかわ かずき)は、幼い日々を、両親の虐待と弟たちとの理不尽な差別の中で過ごしてきました。 その過酷な環境にもかかわらず、彼の胸には、純粋さと正義、そして揺るぎない誠実さが静かに息づいています。 しかしその奥底には、誰にも触れられたことのない孤独と、言葉にできない痛みがひっそ... 続きをみる
28 荒野にたたずむを拝読して感想文と感想詩 登場人物 ・ミカエル(主人公) ・ルーシー(魔犬/天使/魔界のエージェント) ・秦野アリス(ミタマ) ・シャムライ(ガド族の青年) ・ヤディ(メディア軍の兵士) ・謎の女(さすらいびと) ネタバレなしのあらすじ バビロンでの激動の戦いののち、主人公たち... 続きをみる
23 永遠のさすらいびとを拝読して感想詩と感想文 登場人物 ・ミカエル(語り手):自分が天使長かもしれないとされるが、本人は自覚も自信もない。 ・ルーシー:魔界の王女にして犬の姿をした相棒。毒舌で博識、しかし深い情を持つ。 ・秦野(ミタマ):魔女の力を宿した少女。愛情と孤独の狭間で揺れる。 ・シャ... 続きをみる
18 フォールスメモリー 登場人物 ・わたし:物語の語り手。混乱と疲労の中で異界の出来事に巻き込まれていく。 ・ルーシー:犬の姿をした魔界の存在。知識豊富で語り手を導く。 ・秦野(サバン):精神の均衡を失いかけた女性。魔女として覚醒しつつある。 ・黒猫ドラ:魔界の猫。不可思議な能力を持つ。 ・ハカ... 続きをみる
15 神界文書 あらすじ ハマトで陣を張るネブカドネザル大王のもとへ。魔女と恐れられているアリスと再会。ダニエルは王の信任を得る。ミカエルは神戸に帰ろうとルーシーに言うが、ルーシーは聞き入れない。 登場人物 ・ミカエル(語り手):金冠頭の「魔物」扱いをされるが、実はただの一般人。 ・ルーシ... 続きをみる
13 リューアル あらすじ ミカエルら一行は、聖都陥落の混乱の中、住人の殺された屋敷に逃げ込む。そこには、バビロニア軍を率いるメディア人の参謀総長がいた。ダニエルは、彼に、七つの時ののち、バビロニアは滅び、メディアとペルシアの時代がくると告げる。ルーシーがラファエル天使の代理だという、馬とミカエル... 続きをみる
11 ダニエル 登場人物 ダニエル: 神殿で祈り続ける少年。未来視を得る預言者としての宿命を背負う。 ルーシー: 語り手に寄り添う赤犬。膨大な知識を語り続ける案内者。 語り手(少女): 現代から古代へ迷い込んだ存在。ミカエルの力を宿す。 アリオク: バビロニア軍の護衛長。後にダニエルを助ける重要人... 続きをみる
9 神の復讐を拝読して私のネタバレなしの感想文と感想詩 登場人物 弓月美伽廻留(主人公):現代の女子高生。皮肉屋で直感的、神や天使に対しても遠慮がない。運命に巻き込まれた存在。 ルーシー :犬の姿をした天使。元アッシリアの書記官。博識で誇り高いが、感情的で弱点も多い。のど飴が好物。 ネブカドネ... 続きをみる
6 1995.1.17を拝読して感想文と散文詩 登場人物 ミカエル:主人公。地震をきっかけに異世界へ落ちる。自分の正体に揺らぎを抱える。 ルーシー:赤犬。ミカエルの思考を読み、天使の名代を名乗る。毒舌で理知的。 養父母(爺サン・婆サン):ミカエルの育ての親。地震後の安否が描かれる。 秦野アリス:現... 続きをみる
1秦野亜利寿 ※この感想文と散文詩は、私自身が手書きで抽出したキーワードと、その前後の文章をもとに構成しています。 ネタバレなしの感想文 散文詩:白蛇の影が落ちる教室で 散文詩:声にならない叫びのあとで 2 イスラエルの石 ※この感想文は、私自身が手書きで抽出したキーワードと、その前後の文章をも... 続きをみる
NO16 登場人物 ・語り手(創作者):自分だけの文体を探し、言葉の響きを磨こうとする初心者。 ・稲村恵子先生:文体の種類・選び方・魅力を解説する指導者。 ・作家たちの文体:美文調・平明体・冗舌体・力強い文体として教材に登場する存在。 ネタバレなし短いあらすじ 文体とは作家の表現技術そのものであり... 続きをみる
NO11 登場人物 ・語り手(創作者):主人公と副主人公の描き分けを学び、人物像を深めようとする初心者。 ・稲村恵子先生:人物描写の核心を解説する指導者。 ・主人公・副主人公:物語の中心として描かれる人物たち。 ネタバレなし短いあらすじ 主人公は360度から描写される“円球的人物&rd... 続きをみる
NO6 登場人物 ・語り手(創作者):物語を書き始めるための準備を整える初心者。 ・稲村恵子先生:ストーリーとプロットの違い、テーマの扱い方を教える指導者。 ・過去の自分・資料の中の人物たち:物語の素材として呼び起こされる存在。 ネタバレなし短いあらすじ 物語を書き始める前に必要な準備として、体験... 続きをみる
NO1 登場人物 ・語り手(創作者):書きたいのに書けず悩む初心者。 ・稲村恵子先生:創作の心得を伝える指導者 ・過去の学生たち:書けずに迷い、先生に叱咤されながらも作品に向き合った若者たち。 ネタバレなし短いあらすじ 書きたいのに書けない——そんな初心者が陥りがちな「才能... 続きをみる
稲村恵子先生著 夜が召しあがる国【BL小説】を拝読して私のコラムと感想詩 #11 サムネイル・画像:Canvaさんでお借りしました。 https://www.canva.com/ BGM:甘茶音楽工房さんからお借りしています。 https://amachamusic.chagasi.com/ 朗読... 続きをみる
稲村恵子先生著【BL小説】顔の下の新しい脳を拝読して私の感想詩 #10 サムネイル・画像:Canvaさんでお借りしました。 https://www.canva.com/ BGM:甘茶音楽工房さんからお借りしています。 https://amachamusic.chagasi.com/ 朗読:VOIC... 続きをみる
ネタバレ部分には比喩を使用して表現しています。 第1話 (登場人物) ・ケイコ・・・語り手的存在。エミちゃんの話に引き込まれながらも反発する。 ・エミちゃん・・・あだ名は「白鳥」。性の話題を好んで語り、周囲を支配する存在。 ・ジュンちゃん・・・市場のカバン屋の娘。理屈っぽく、エミちゃんに質問を重... 続きをみる
あらすじ 三六歳の石崎久里子(いしざきくりこ)は兵庫県下に十数店舗展開するスーパーマーケットの本店に勤めている。部下の布川聡(ふかわさとし)を専属の恋人だと思っていたが、布川は、若い女性と結婚。その式場で浜田彰一と知り合う。彼の話から布川が結婚相談所のすすめで相手を決めたと知る。気落ちする久里子に... 続きをみる
あらすじ 平成十五年(2003年)秋。大阪南部のとある介護施設に入所中の私は、知的障害のある矢口令子に一目惚れするが、令子は、私の同室者である本田精吉と仲が良い。精吉には、東浦志寿江という愛人同然の相手がいる。私はなんとしても、令子をわがものにしたいと奮闘する。 「軒窓」 蘇 軾(そしょ... 続きをみる
かつて、稲村恵子先生の勝手に門下として小説を学んでいました。毎回の先生からのご教示に必死で食らいつき、物語の奥に潜む「人間」をどう描くのか、先生から厳しく小説の「し」の字を教わりました。 門下を離れた今でも、先生の作品を拝読しますと、あの頃の緊張感や、胸の奥が熱くなるような学びの時間がよみがえりま... 続きをみる
登場人物 ◆ 主人公サイド ・柳沼 深雪(やぎぬま みゆき) 港島署・地域課の若い女性警官。 家庭環境の影響で精神的に不安定で、支配への渇望を抱える。 藤原康介に執着し、のちに石垣を支配下に置く。 服部親子への復讐心を抱くが、次第に目的が歪んでいく。 最終的に石垣と心中を図り、交番のトイレで命を絶... 続きをみる
登場人物 ・清水幸洋(しみず ゆきひろ) 大学生。口下手で不器用だが、心根は優しい青年。 ひょんなことから家出少女を部屋に泊めたことで、思いもよらぬ騒動に巻き込まれる。 ・ エリ 家出中の少女。自由奔放で気まぐれ、掴みどころがない。 幸洋の部屋に転がり込み、彼を振り回しながらも、不思議な魅力を放つ... 続きをみる
登場人物 宇梶詩子・・・口がきけないため登校拒否となり、母親によって精神病院へ 送られる。 宇梶由衣・・・詩子の妹。美少女で誰からも愛される。 宇梶周平・・・詩子と由衣の父親。謎の転落死を遂げる。 宇梶美姫・・・母親。詩子につらくあたる。妹とともに行方不明になる。 緑の羽根の少女・・... 続きをみる
コラム:舞台が再び灯るとき、人はどれだけ強くなれるのか 感想詩:沈黙を越えて立つ光 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.32を拝読して私のコラムと感想詩#43 宝塚歌劇団
コラム:見えない「生きづらさ」を抱える子どもたちへ 感想詩:輪の外で育った心 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.31を拝読して私のコラムと感想詩#42
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コラム:舞台を去る瞬間に宿る『永遠』 感想詩:消え残る光の方へ 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.23を拝読して私のコラムと感想詩#34 宝塚歌劇団
コラム:肩書きの影と、庶民の光 感想詩:肩書きの風、庶民の灯 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.22を拝読して私のコラムと感想詩#33 宝塚歌劇団
コラム:美少年という鏡が映すもの 感想詩:触れれば消える光 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.21を拝読して私のコラムと感想詩#32
コラム:笑いは人生の痛点を照らす灯り 感想詩:笑いの奥にあるもの 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.20を拝読して私のコラムと感想詩#31
コラム:日常に潜む『物語の種』を見つける力 感想詩:記憶の中で歩き続ける人 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.19を拝読して私のコラムと感想詩#30
コラム:記憶と都市が交差する場所で 感想詩:消えゆく港に残る声 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.18を拝読して私のコラムと感想詩#29
コラム:老いとテクノロジーのあいだにある「小さな戦い」 感想詩:AIサマの向こう側 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.17を拝読して私のコラムと感想詩#28
コラム:未完であることは、生きている証 感想詩:結末のない物語を抱えて 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.16を拝読して私のコラムと感想詩#27
コラム:舞台は記憶をつなぐタイムカプセル 感想詩:光の中で出会った奇跡 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.15を拝読して私のコラムと感想詩#26 宝塚歌劇団
コラム:率直さは刃にも盾にもなる 感想詩:言葉の重さを抱きしめて 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.14を拝読して私のコラムと感想詩#25
コラム:映画が映し出す『時代の呼吸』 感想詩:スクリーンの光の中で 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.13を拝読して私のコラムと感想詩#24
コラム:言葉がつなぐ距離、ほどく距離 感想詩:声にならない言葉たちへ 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.12を拝読して私のコラムと感想詩#23
コラム:甲子園が映し出した戦後ニッポンの横顔 感想詩:昭和の怒号にまぎれて 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.11を拝読して私のコラムと感想詩#22
コラム:舞台が照らす「日常」という余白 感想詩:虹の煙の向こう側 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.10を拝読して私のコラムと感想詩#21 宝塚歌劇団
コラム:不器用さが開く創作の扉 感想詩:こぼれ落ちたものの光 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.9を拝読して私のコラムと感想詩 #20
コラム:性を超える舞台の力 感想詩:凛々しき幻 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.8を拝読して私のコラムと感想詩#19 宝塚歌劇団
コラム:予期せぬ瞬間が人生を動かす 感想詩:茶碗の夢 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪 No.7を拝読して私のコラムと感想詩 #18
コラム:小さな命が教えてくれる、家族のかたち 感想詩:尻尾の記憶 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.6を拝読して私のコラムと感想詩 #17
コラム:舞台はなぜ「今」を永遠にするのか 感想詩:一瞬の光を抱きしめて 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.5を拝読してのコラムと感想詩 #16 宝塚歌劇団
コラム:癖という名の、筆者の居場所 感想詩:余白に触れる指 稲村恵子先生著【エッセイ】蛙鳴雀噪No.4を拝読してのコラムと感想詩 #15