小説の師の著書との出会いと学び「玉ねぎボーイ」私の感想詩#②

登場人物
・清水幸洋(しみず ゆきひろ)
大学生。口下手で不器用だが、心根は優しい青年。
ひょんなことから家出少女を部屋に泊めたことで、思いもよらぬ騒動に巻き込まれる。
・ エリ
家出中の少女。自由奔放で気まぐれ、掴みどころがない。
幸洋の部屋に転がり込み、彼を振り回しながらも、不思議な魅力を放つ。
・ エリの母
強烈な存在感を持つ母親。思い込みが激しく、娘の行動に過剰反応しがち。
幸洋を巻き込みながら、家庭の事情を抱えている。
・ミヅキ
エリの姉。落ち着いた雰囲気を持つ美しい女性。
家族の中で唯一、幸洋に礼儀正しく接するが、どこか影を感じさせる。
・多野(たの)
母親の知人の中年男性。家族に関わる立場にあるが、どこか不穏な気配を漂わせる。
あらすじ
(YouTubeの規約に触れないように私が書きました・ネタバレなしです)
大学生の幸洋は、ある夜、古本屋で見かけた少女のエリに声をかけられ、 「帰る場所がない」という言葉にほだされて、つい部屋に泊めてしまう。
しかし翌日、エリの母親が突然押しかけてきたことで、事態は一変する。
エリは自由奔放で、何を考えているのかつかめない。
母親は思い込みが激しく、幸洋を問い詰め、部屋は一気に修羅場と化します。
さらに、エリの姉のミヅキや、家族に関わる中年男性まで現れ、 幸洋は知らぬ間に「家族の問題」に巻き込まれていきます。
エリの家は、母と娘二人の三人暮らしです。
そこに新しい男性が入り込もうとしており、 エリはその状況に反発して家を飛び出します。
幸洋は、家族の複雑な事情を前に戸惑いながらも、エリやミヅキと過ごすうちに、自分の中に眠っていた感情や勇気に気づいていく。
やがて幸洋は、エリの奔放さ、ミヅキの大人びた優しさ、家族の抱える問題 など、そのすべてに巻き込まれながら、自分でも知らなかった一面を引き出されていきます。
騒がしくもどこか切ない、若者たちの心の揺れと成長を描いた物語です。
日常の中に潜むドラマと、人と人が出会うことで生まれる変化を、ユーモアと温かさを交えて描く短篇です。
稲村恵子先生著「玉ねぎボーイ」【短篇小説】を拝読して私の感想詩#2