コンデジ持ってブラブラ 私の日常&非日常

独断と偏見の個人的な備忘録ですので、読み飛ばして下さい

エンゼルスの大谷君 にわかファンの私ではありますが、出来る事ならMVPを獲って頂きたいと思っています。期待しています!

【シアトル(米ワシントン州)3日(日本時間4日)=丹羽政善通信員、丹羽美佳子通信員、竹濱江利子通信員】有終の美を飾った。米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)はマリナーズとの今季最終戦に「1番・DH」で出場し、一回に46号ソロを放って日本選手では2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来となる100打点に達した。本塁打はア・リーグ最多48本のペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)に届かなかった。サンケイスポーツでは全米野球記者協会会員にアンケートを実施。29人中28人が大谷をシーズン最優秀選手(MVP)に選出し、得票率97%と圧倒した。


選挙の出口調査ならぬ〝入り口調査〟で大谷の「当選確実」が判明した。過去にMVP投票の経験がある記者、さらに今季の投票権を持つ記者ら米メディアにアンケートを実施。本塁打王のペレス(ロイヤルズ)、ゲレロ(ブルージェイズ)らを抑え、29人中28人が大谷をMVPに選んだ。


「大谷は野球選手の新たな可能性を示した。一人で打線の核を担い、その責任を全うした。投手としては柱のいない先発陣の中でエースとして引っ張った。もうありえない世界だ。しかも、走塁も非凡。MVPは彼以外に考えられない」


MVP投票歴5回で、今季の投票権を持つシアトル・タイムズ紙のライアン・ディビッシュ記者が1位票を明言した。同じく投票権があるスポーツ専門ウェブメディア、ジ・アスレチックのダン・ハイエス記者も「私は彼に投票する。満票で獲得してほしいくらいだ」とベーブ・ルース以来となる二刀流としてのシーズンを評価した。


選手最高の栄誉であるMVPはア・リーグの各チーム担当から選ばれた全米野球記者協会会員30人がレギュラーシーズン終了後に投票し、選出される。例年11月に発表され、日本選手の受賞は2001年のマリナーズのイチローしかない。かつては優勝チームやポストシーズン進出への貢献度がMVP選出の評価基準の一つだった。


投票歴35回の重鎮、全国紙USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は「MVPは本来、価値のある選手という賞であり、ベストプレイヤーではない。しかし、大谷はその不利をも跳ね返すだろう。投票権のある30人の記者の内、少なくとも25人は1位に投票する」と指摘。スポーティコのバリー・ブルーム記者(投票歴20回)は「私のような古いタイプの記者には抵抗がないわけではない。しかし、これだけのパフォーマンスを見せられたらチームの成績など関係ない。間違いなく彼がMVPだ」とした。


97%と圧倒的な得票率が示すように大谷は「当選確実」。歴史的な活躍は米メディアも変えた。