コンデジ持ってブラブラ 私の日常&非日常

独断と偏見の個人的な備忘録ですので、読み飛ばして下さい

ココス宇都宮今泉店さん

酷暑の中で軽トラDIYをしていてかき氷が食べたくなって、ココス宇都宮今泉店さんに行きました。


ホールのスタッフさんは女性の方が一人だけで、あの広い店内を駆けずり回っていました。


お店に入って直ぐ右の席に案内されました。


待合席から直ぐに見える席に通されて、他の席が良かったのですが、そのスタッフさんが、一人で忙しくされていたので、言われたままに座りました。


他の席には食べ終わった食器がテーブルに置きっぱなしの状態でした。


下げ物ぐらいは手伝ってあげたくなるほどでした。


注文したメニューは抹茶の入ったかき氷ともう一品が同じく抹茶のデザートでした。


注文の際にスタッフさんが「かき氷は少しお時間を頂きます」と仰ったのですが、暇だったので待つことにしました。


しかし30分ほど待ったでしょうか、待てど暮らせど、注文した品は届きませんでした。


それよりも、私どもよりも先に入店していたテイクアウトのお客様二人連れのご婦人たちにも品物は届いていませんでした。


そうこうしている間に、忙しそうに孤軍奮闘されていたその女性スタッフさんが、お待ちのお客様のテイクアウトの品を持って出てこられました。


私どもの席から丸見えだったので、その様子を窺う事が出来たのです。


こういう時に限ってです。


テイクアウトの品が間違っていて、そのご婦人たちは憤慨しておられました。


つまり作り直す事になり、また孤軍奮闘の女性スタッフさんは泣きそうな顔になって慌てて厨房に入って行きました。


私どもだったら、「それで良いですよ」と言っていたと思います。


何故ならば、あの戦場のような店を私どもも経験していたので、その女性スタッフさんのお気持ちは痛いほどわかっていました。


その後、作り直したテイクアウトの品を持って、またその女性スタッフさんが出て来ました。


その中のドリンクにストローが立ててあった事で、またそのご婦人たちが「これを頼んだわけじゃない」と怒り出しました。


私たちはもう見てられませんでした。


更にまた女性スタッフさんが厨房に走って戻っている間に、お帰りのお客様たちがレジに並び出したのです。


それも男性ばかりで同じ連れにもかかわらず、八人ほどでしょうか、銘々での会計で見ていて代わって上げたくなるほどでした。


全てのお客様の会計をし終えたその後、またその女性スタッフさんがテイクアウトの品を持って出て来られ、テイクアウトのご婦人に「申し訳ございませんでした、ドリンクは全てお代は結構です」と言うと、ご婦人たちは納得した様子で、お会計を済ませて帰りました。


私どもは、この時間まで待たされた事で、店内は冷房がキンキンに効いていたので、寒くてかき氷を食べる気持ちにはならなくなっていたのです。


そんな訳で妻は「かき氷1個だけの注文で良かったよね」と言いました。


その後、私どもが注文したかき氷ではない方の抹茶のデザートが届きました。


その時に孤軍奮闘していた女性スタッフさんが「すみません、抹茶がこれで無くなってしまったので、かき氷を作る事が出来なくなってしまいました」と済まなそうに謝罪されたので、私たちは「もうこれで結構ですよ、一人で大変ですね、頑張って下さい。」と言うと、「今日、異動してきたので何処に何があるのかさえ分からなくて」と言いました。


私は「それにしてもこの広さを一人でやるのは大変ですよね、私どもは食べたら帰りますから、お気になさらないで下さい」と言いました。


余りにも可愛そうだったので、追加注文をする気持ちには、到底なれませんでした。


妻が会計をしている際にも、そのスタッフさんが謝罪したのですが、妻は「私たちもサービス業をやっていたので、お気持ちは良くわかりますから、お気になさらないでください」と言うと「本当にありがとうございました」と言っておられたそうです。


こちらのお店に行かれた方は分かると思いますがココスさんはどのお店も広いです。


あの時間は暇な時間とはいえ、ホールが一人では可愛そう過ぎました。


一客の一人ではありますが、何とかしてあげないとと思ったので、お節介ながら書かせて頂きました。