半沢直樹
「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になるほどの前作の「半沢直樹」を見ていなかった為、特別総集編の放送が決定した事を目にした事もあり、そして4月から始まるドラマ新シリーズの原作となる話しなので早速、買って読んでみました。
IT企業の買収を巡るストーリーで、テンポ良く進む内容の展開にページを捲る指が止まらず、あっという間に読み終えました。
半沢が言った言葉で共感したセリフは、
「世の中と戦うというと闇雲な話にきこえるが。組織と戦うということは要するに目に見える人間と戦うという事なんだよ、間違っていると思うことはとことん間違っていると言ってきたし・・・」
「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る」
最後に頭取の半沢への賛辞として「大企業の肩書が外れても、その場でベストを尽くし輝き続けることができる者がホンモノである」私自身も仕事をする上ではそうありたいと。 ドラマが楽しみです。