コンデジ持ってブラブラ 私の日常&非日常

独断と偏見の個人的な備忘録ですので、読み飛ばして下さい

半沢直樹②


牧野治の遺書から始まり、牧野とは誰?という疑問が私の頭の中に居座わりました。


「ロスジェネの逆襲」でも様々な敵と戦ってきた半沢ですが今回、対立するのは政権交代をした政府の重鎮や大臣でありその取り巻きの再生タスクフォース、金融庁、そして銀行内の反対派閥の銀行マンの面々。


前作以上の登場人物と規模感があり、理解力に乏しい私にとってはお恥ずかしい話しですが登場人物を書き出さないと理解できませんでした。


敵に対して半沢は一人ではなく中野渡頭取をはじめ、上司の内藤第二営業部部長や同期の渡真利や近藤そして部下の田島などの助力を得て何とかバンカーとしてのプライドを守ろうとする姿は正に企業戦士の理想像で、敵と記者団を前にし、中野渡の代役として意見を堂々と述べる姿には自分には絶対に出来ないだろうと羨望の思いでした。


超一流のバンカーの中野渡頭取の最期には、牧野治の思い出と自殺に至った経緯が語られ、自身も責任を取り頭取を辞任した。


中野渡は自らの行動をもってバンカーとしての矜持と理想、そして戦い方を半沢に教えた。