◆米大リーグ　ツインズ・エンゼルス（２４日・ミネアポリス＝ターゲット・フィールド）

　エンゼルスの大谷翔平投手は２４日（日本時間２５日）、敵地でのツインズ戦戦に「２番・ＤＨ」で２試合ぶりに出場し、１回に右中間を抜く二塁打を放った。

　このところ第１ストライクを見逃すケースが多かったが、この日は右腕ベリオスのカウント１―０からの真ん中の直球をたたくと打球は初速１１３・８マイル（約１８３キロ）の弾丸ライナーとなって右中間を割った。続くアップトンの遊ゴロをツインズ内野陣がもたつく間に一気に先制のホームインした。

　大谷は２３日（同２４日）のツインズ戦、後半戦６試合に２４打数４安打、打率１割６分７厘で、１４三振を喫し、本塁打も１８日のマリナーズ戦で放った３４号の１本だけ。

　相手先発が左腕のハップだったこともあってマドン監督の判断で４１試合ぶりのベンチスタート。４―５の接戦となった試合で最期まで出番がなく６月１日のジャイアンツ戦以来、今季３度目の欠場となった。

　完全休養日もあってか、前半戦のような好調時のバッティングが戻ってきたとしたら幸いだ。