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大谷君は、やはり親御さんの教育の賜物ですね。

大谷翔平と両親の“適度な距離感” オールスターも「今回は行かない」
7/19(月) 16:05配信


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NEWSポストセブン
大活躍の大谷が育った家庭・両親とは(時事通信フォト)


 世界中から注目されているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27才)。二刀流としてメジャーリーグで活躍する大谷はいかにしてつくられたのか。全力でボールを追いかけた幼少期、未曽有の経験をした高校時代、そして海を渡ったいま──すべてが血となり骨となり、今の成功に繋がっていることは疑いの余地がないが、やはり両親の影響は大きい。


【写真】木のベンチ、バットのグリップとヘッドを上手と逆手で持ち唇を奥まで引くように閉じた笑顔の大谷。他、マウンド上で筋骨隆々の大谷翔平の真横からのショット


 お父さんの徹さんは社会人野球の選手で、お母さんの加代子さんはバドミントンの選手。お兄さんも野球が上手で、身体能力には恵まれている。


「お母さんが健康管理に気を使っていたのが印象的でした。特に食べ物は、自分も運動をしていたからか、市販のお総菜を並べることはなく、いつも手作りでした。スポーツ一家でみんな体が大きいから、ギョーザは10人前以上を手作りしていて、『ギョーザの日は大変なの』とお母さんが笑っていたのを覚えています」(近隣住民)


 世界を股にかけて活躍するアスリートの親といえば、卓球の福原愛さん(32才)や体操の内村航平選手(32才)など、子供と密接な関係を持ち、海外での生活をサポートしたりその勇姿をそばで見届けることに心血を注いだりするケースが多いが、大谷の両親は息子と「適度な距離感」を保っている。


 食事中に両親が「もっと食べろ」「好き嫌いをするな」とうるさく注意することはなかった。また大谷は、自宅にいるときはずっとリビングにいて、ソファでそのまま眠っても起こされなかったという。


 大谷が小5から中1まで所属した水沢リトルリーグの監督で家族ぐるみのつきあいもある佐々木一夫さんが語る。


「いまの活躍は“できすぎ”なくらい(笑い)。毎日、元気をもらっています。メジャーのオールスターに出場するのは本当にすごいことなので、ご両親はてっきり観戦に行くのかと思ったら、コロナで隔離されてしまうから今回は行かないつもりだとお父さんから聞きました。


 ぼくからしたら、こんな機会、一生にあるかないかですし、絶対行くべきだと思ったのですが、なかなか息子に会えないことについても、割り切っているようです」


 海外で活躍する息子を思いながらも、お互いの生活を尊重しようとする様が伝わってくる。佐々木亨さんもこう振り返る。


「ご両親は『特別なことは何もないですよ』が口癖。確かに取材していても親と子の、いい意味で“普通”の距離感を感じますが、そうした両親の自然体で気負わない雰囲気が、大谷選手の性格にも影響していると思います」


 だんらんはあるが、適度な距離感を保つ──そんな両親のもとに育ったからこそ、自力でも養った「考える力」が大きな武器となった。


※女性セブン2021年7月29日・8月5日号