ドジャースのスタジアムに、ひときわ印象的な登場曲が鳴り響くようになった。
朗希君が登場すると聞きなれない耳障りな音楽が鳴っていて「何とかのローキ」と言っていた。


その名も「バイラロ・ロッキー」。
ラテンリズムが心地よく響き、「ロッキー!」と繰り返すフレーズが観客とドジャースの選手たちのテンションを一気に引き上げる。
この曲を佐々木朗希投手(23)の登場曲に強く推したのが、チームメイトのミゲル・ロハス選手とキケ・ヘルナンデス選手だ。
ロハスさんは佐々木の入団時、自らの背番号「11」を譲ったことでも知られるが、それだけではない。彼は『音楽プロデューサー』さながらに、朗希君の登場曲選びにも深く関わっていた。
「ロッキーと何度も出てくるから、ロサンゼルスでも愛されると思った。ラテン系のファンも多いし、彼にピッタリだと思ったんだ」とロハスは語る。
MLBリポーターのクラウディア・ゲストロ氏との動画インタビューでは、キケと一緒に強く推したことを笑顔で明かしている。
朗希君は故障で一時登場曲が聞かれなくなったが、シーズン終盤にリリーフとして復活。ポストシーズンでは「バイラロ・ロッキー」がこれまで以上にスタジアムに響き渡り、ベンチもスタンドも大盛り上がりだ。
ロハスとキケは、バス移動や空路でも選曲を考え、チームメイトの気分を盛り上げているという。
音楽を通じてチームの絆を深める──そんな彼らの姿勢が、ドジャースの強さの裏にあるのかもしれない。