私の修行時代は、ホテルに在籍していても、師匠が面倒を見ているレストランやホテルにヘルプに行かされました。

40年前の事で、懐かしかったです。

これはそれぞれのレストランやホテルなどに料理長がおり、その方のレシピや作り方に添って料理が作られるので、たまに他の先輩の仕事を見る事や教わる事が、自身にとって良い事なので、そのような事が行われていました。

ちなみに、こちらで頂いたヘルプ料は師匠のポケットマネーになりました。

この頃の私は早く修行を終えて、私も師匠の立場に成り、ポケットマネーを増やしたいと思って、日々精進していました。

しかし私が独り立ちする頃には時代が変わってしまい、こんな事は出来なくなりました。

ちなみに私の場合は、バカの一つ覚えで、この歳になるまで、料理人一筋でした。