コンデジ持ってブラブラ 私の日常&非日常

独断と偏見の個人的な備忘録ですので、読み飛ばして下さい

埼玉県比企郡→志木市日帰りクルマ旅 4 岩室観音堂

「吉見百穴」を出て道路を下って行くと妻が「止まって!」と大きな声を出しました。


私は慌ててブレーキを踏むと、妻「凄い門が有ったから」と。


バックすると、確かに歴史を感じ、良い意味で経年劣化されている私の大好物の凄い建物が目に入り、車を横付けして入りました。


岩に穴を掘って観音像を祀ったところから岩室観音堂と言い龍性院の境外仏堂。
この観音の始まりは弘仁年中(810~824年)といわれていますが、たしかな記録は残っていないそうです。
 松山城主が代々信仰し護持していていましたが、天正18年(1590年)松山城の攻防戦の際に兵火にあって当時のお堂は焼失してしまったそうです。
現在のこのお堂は、江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に龍性院第三世堯音が近郷近在の信者の助力を得て再建したもので、お堂の造りは懸造り様式で、江戸時代のものとしては大変めずらしいものとの事で、妻のお蔭で素晴らしいものを拝見そして合掌する事が出来ました。



合掌する場所の多い素晴らしい所でした。









階段がありましたので二階に上がらせて頂きました。






高所恐怖症の私ですが、下の愛車を見て、合掌をし、交通安全祈願も同時に祈りました。


胎内くぐりは台風後の泥濘だったので、滑る恐れがあり、辞めました。