コンデジ持ってブラブラ 私の日常&非日常

独断と偏見の個人的な備忘録ですので、読み飛ばして下さい

貴乃花親方の引退に際して

退職願いを出したばかりで将来の展望はまだ見つかっていないとは思いますが、まずはお疲れ様でした。


そして一ファンとして貴乃花親方には、まずは健康でいて頂き、子供たちに相撲を教える傍ら、国会議員に立候補して頂き、上から相撲協会を変えて頂きたくお願い致します。


貴乃花親方が日本相撲協会に退職願いを提出しました。


弟子の貴ノ岩さんが元横綱日馬富士に酷い暴力を受けた障害事件の告発状を協会側から事実無根にしないと親方を続けさせないと言われたとのこと。


更にどこかの一門に所属しなくては部屋を存続させないと追い打ちをかける相撲協会。


竹を割ったような真っ直ぐの性格の貴乃花親方は年寄りを引退するしかなかったのでしょう。


大横綱だった貴乃花親方。


当時は若貴ブームで相撲人気も絶好調の時代でした。


当時の私は仕事に明け暮れて、ニュースでしかその事を知り得ていませんでした。


その一大ブームを担った大横綱であり、今でも人気は衰える事無く、更にコアなファンを増やしているのではないでしょうか。


一生懸命に相撲界のこと、弟子の事を考えてきたのにこんな引退って寂し過ぎます。


土俵には関わっていきたいと仰っておられました。


そのお気持ちを蔭ながらですが、応援そして見守っていきたいと思っています。


何だか心にポッカリ穴が入り寂しいです。


貴乃花親方は当然ですが、お弟子さんもそして私たちファンも本当に納得のいかない話しだと思います。



貴乃花親方退職会見(1)貴乃花親方が退職理由を説明「告発状が事実無根とは認められない」
大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱・貴乃花光司=が25日、日本相撲協会に退職届を提出し、東京都内で記者会見に臨んだ。主な会見の内容は以下の通り。
 〈会見場には100人以上の報道陣が集まり、20台以上のテレビカメラが構えられた。午後5時、貴乃花親方はスーツ姿で登場。同席した弁護士から「引退届」を提出したと説明があった。その後、貴乃花親方は神妙な顔つきで口を開いた〉
 「本日、年寄を引退する届けを提出した。引退理由は次の通り。本年3月9日、私は貴ノ岩への傷害事件に関する協会への対応について真実を隠さないようにと告発状を提出した。その後弟子の不行き届きもあり、3月28日付で取り下げたが、告発状の内容には真実に反する点はなかった。その後、降格処分を真摯に受け止め、一兵卒としてゼロからスタートし、部屋の力士への指導、監督、審判としての業務に粛々と従事した。
 しかし、本年8月、協会より、協会が依頼された外部弁護士の見解を踏まえた書面が届いた。告発状は事実無根の理由だと結論づけられたという内容だった。私は書面で告発状の内容は事実無根でないと説明したが、その後、認めないと親方を廃業せざるを得ないと有形、無形の要請を受け続けた。
引用



さらに協会理事会において、すべての親方は一門のどこかに所属しないといけない、しないと部屋を持つことができないとの決定がなされた。いずれかの一門に入る条件として、告発の理由は事実無根の内容に基づくものと認めるよう、言われ続けた。
 しかし、告発状は事実無根の理由に基づくものではありません。真実を曲げて事実無根と認めることは私にはできません。
 一方でこのままではどの一門に属することはできない。貴乃花部屋の力士は相撲を続けることは困難で、安心して精進、鍛錬できない。このような状況で、断腸の思いではあるが、貴乃花部屋の所属力士、床山、世話人は千賀ノ浦部屋に変更させていただき、私は年寄りを引退するのがいいと苦渋の決断をした次第。私の弟子たちに変わらぬ声援をいただきますよう、師匠として最後のお願いを申し上げる」
 〈貴乃花親方からの説明が終わり、質疑応答に移った〉


引用


貴乃花親方退職会見(2)「弟子は涙する子がほとんどだった」「相撲部屋の土俵は存続したい」


〈貴乃花親方との質疑応答が始まる〉
 --どのような圧力があったのか
 「正式な通達、書類や文章はございません。名前は控えさせていただくが、役員のある方から、今場所後半戦に入り、はじめてそのような話を聞いた」
 --告発状を事実無根と認めろという内容か
 「はい」
 --今の気持ちは
 「苦渋の決断ではあるが、何より弟子たちの将来を見据えて、断腸の思いです」
 --家族に説明は
 「私自身で決めた」
 --弟子と別れる気持ちは
 「無念というか、悲しい思いですけれど、弟子たちが土俵で活躍することが最優先」
 --部屋の反応は
 「力士間では噂話が出ているかと思うが、今朝全員に向き合って話した」
 --弟子の様子は
 「涙する子たちがほとんど。ただ、側面から弟子を見守っていくと伝えた」
 --今後の相撲への関わり方は
 「土俵に育てられた。土俵には携わっていきたい。住まいでもある相撲部屋に土俵はあるので、できる限り土俵は存続のままいきたい」
引用


--決断に至った理由は
 「告発状の内容が事実無根であると(自分が)認められなかった。相撲人生を15歳から始めて、30年余り。とにかくこういう状態の中で、私の弟子が萎縮してけがしたり、そういうことは避けたいという思いで決断した」
 --協会に残る考えは
 「ありません。相撲には携わっていきたいが、弟子たちがかわいいですので、これからも柔らかな気持ちで見守ってあげたいという思いが強くある」
 --協会に残る道はなかったか
 「弟子と一緒に存続できるという考え方もあった。それにまつわり、告発状の取り下げはしているが、すべて事実無根と認めることはできなかった」
 --戦いに敗れたということか
 「たくさんの見方があるが、自分の育てた弟子がとにかくかわいい。敗北であっても、相撲に携わっていけることを念頭に置きたい」
 --弟子にはどういうことを伝えたか
 「弟子が、そのまた弟子に意思をつなげるのが伝統であると。それは初代貴乃花から教わったこと。それだけは、あきらめずに伝えていくようにと伝えた」


引用




--土俵に関わっていく、土俵を残していくとは


 「弟子ではなくなるが、師匠、お父さんは一生続く。迷ったときは、来ると思う。改めて伝えてあげたい」


 --弟子はいつから部屋が変わる


 「協会の意向も含めて進めていきたい」


 〈貴乃花親方との質疑応答は続く〉



引用


貴乃花親方退職会見(3完)貴乃花親方「苦渋の選択。少年たちに教え、入門者増やしたい」


〈貴乃花親方との質疑応答は続いていく〉
 --決断の後悔は
 「無念な気持ちはあるが、後悔というより、弟子たちがすくすく育ってくれて、今まで以上に育って欲しいという心配のほうが強い」
 --どういうふうに弟子と関わっていく
 「精神的に支えていきたい。心の持ちようなり、戦う姿勢なり、やっていきたい」
 --協会からの文書にはどういうことがあったのか
 「告発状の内容はすべて事実無根であるという内容でした」
 --弟子の反応は
 「弟子の1人は師匠が決めることに軽はずみなことは言えません、と」
 --ファンに対してどういう気持ちか
 「これまで貴乃花として、現役、親方として師匠としてやってこられたのも、支援者、大相撲ファンのおかげしかない。この思いは生涯胸に秘めたい。感謝の思いでいっぱい」
 --こういう状況になってしまったのはなぜか
 「入門したときも自分の意思で決めた。今回も自分の意思で行動に移さなければという思いだけ」


引用




--親方自身の今後は
 「具体的にはまだ何も考えていない」
 --ご家族も承知しているのか
 「はい、そうです」
 --今の体調は
 「至って健康というか、元気にやっている」
 --相撲人生を振り返って
 「親方、師匠になって15年が過ぎて今に至るが、関取が3人いてくれて、若い衆が元気な姿で相撲を取れていることにすべての喜びを感じている。弟子を育てる大変さもあるが、弟子が成長する喜びは何ものにも変えられない」
 --弟子の涙を見たときの思いは
 「精神的な悩みがあったときには真っ先に来てほしいと思った。わが子のような、それ以上の存在です」
 --一門に入らないといけないことについてどう思うか
 「長く続いているものですので、否定はできないかと思う。以上は差し控えたい」
 --相撲協会を変えたいという気持ちは今後もあるか
 「もう引退を届けていますので、それはかなわぬものだと思う。弟子たちが大きなけがなく、大病をわずらわないことを願っている」
 --外部から協会にアプローチすることは
 「現在のところはまったく考えていない」


引用



--無念さとは
 「個人で活動したことは無念ではないが、弟子と同じ屋根の下で暮らすことができないのが無念」
 -引退以外の道を模索する動きはしてきたか
 「告発状の件も力士は噂話も聞くでしょうし、弟子たちを萎縮させたくないという思いがあった」
 --家族から言葉は
 「私が決断したことには黙って応えています」
 -5つの一門のどこかから声をかけられたことは
 「いただいていました」
 -そこに所属する選択肢は
 「単に所属するならできたかもしれないが、告発状について事実無根であると認めるように役員から言われたので、どこの一門に入ることもできない」
 --先代貴乃花から引き継がれて、お父さんにどういう報告をしたい
 「毎日、仏前がありますので、手を合わせて見守ってくださいとしているが、きょうで終わりますということを報告したい」
 --協会執行部の進め方やガバナンスのあり方について、こうしてほしいという希望は
 「相撲道に取り組んだ力士が親方になって、新しい大相撲の発展につながる職責を果たせる道を作っていただきたいという思い。前理事長から学ばせてもらった。力士は力士で、親方は親方の取り組みで、職務を進めてほしい」


引用


--協会とは異なる方向性で携わっていくとはどういうことか
 「少年たちに携わって少しでも教えられたら。入門する子を増やしていければ」
 --なぜこういうことになったのか。
 「一門に入らないと親方が、部屋ができない、業務委託契約が解除の恐れがあると聞いた。その条件として、告発状について事実無根としないといけないと役員さんから聞かされた。苦渋の選択だが、弟子を先に考えた次第です」
 --弟子を預けた親御さんへ。相撲ファンにもメッセージを。
 「親御さんたちから預かっている。師匠ではなくなるが、お父さんという気持ちで触れていきたい。親御さんに安心感を与えたいという気持ちからです。今、私があるのは大相撲ファンに支えられたから。感謝の気持ちを心にしまって、これから歩んでいきたい」
 --協会に弟子を残して去る気持ちは
 「健康もそうだが、体力の向上に、弟子でなくなっても弟子だと思って携わりたい」
 〈会見は約1時間半で終了。貴乃花親方は質問の一つ一つに丁寧に答えていた。質問は常に途切れることなく、協会からの文書などについて、弁護士が説明する場面もあった〉


引用



相撲協会の思惑は分からないが、貴乃花親方は弟子の将来を一番に考え「名誉ある撤退」と私は思うので、これからも貴乃花親方を陰ながら応援していきます。



あの時のグッディに出演されていた横野さんの言動は協会の犬と成り下がって先頭を切って貴乃花親方を批判してきたのを苦々しい思いで見ていました。
どの面下げてこんな事を平気で言い、涙できるのか不思議でならない。




芝田山広報部長(元横綱大乃国)の立場に立てば、こう言わないと、カッコが付かないでしょうね。時間を掛ければ掛けるほど、相撲協会の傷口は深くなるような気がしますが。



北村弁護士はいつも興奮して喧嘩腰で話すから苦手だったが、今日のグッディに出演された北村さんは良かったと思い、見直しました。



昨年は協会に対しての貴乃花親方にも問題行動はあったと思うけど死人に鞭を打つような、正に弱い者虐めの典型のようなもの、貴乃花親方が辞めたいと言っているんだから、グズグズ時間稼ぎをするんじゃなくて粛々と取り掛かった方が協会の為にも宜しいかと思う。


相撲関係者の中でこういう人がいらっしゃる事、嬉しかったです。貴乃花親方にこのようなお願いして頂いた事に感謝致します。


明日からのワイドショーはこの話題で持ち切りでしょうね。